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  第22回 千葉上肢を語る会  
   
 
第22回『千葉上肢を語る会』ご報告!

 2010.11.20(土)、第22回『千葉上肢を語る会』が三井ガーデンホテル千葉で行われました。今回も昨年と同様、理学/作業療法士と医師による症例検討会と、講師の先生をお招きしての特別講演が行われました。 症例検討会では全7施設より興味深い症例が呈示され、コーディネーターの六角智之先生の司会の元、2時間にわたり発表、討論が繰り広げられました。今回も、症例呈示の半分は理学/作業療法士によるものであり、チーム医療を重視する我が会の意向が、昨年同様継承される形となりました。

 特別講演には、奈良県立医科大学整形外科講師の熊井司先生に遠路はるばるお越し頂き、「Enthesis biology - 臨床への応用 -」のご講演を頂きました。常日頃、整形外科医やリハビリに携わるものが悩まされる事が多い「腱付着部の痛み」についてのお話を、たくさんの綺麗なスライドを使われてわかりやすくお話し頂き、出席者はご講演が始まるとともに、その内容にグイグイ引き込まれていきました。
 ご講演は、Enthesisの基礎から始まりました。腱付着部には、1.fibrous(indirect)、2.fiborocartilaginous(direct)の2つの付着の仕方があり、特に後者の構造はスポーツ障害に関係する重要な構造であり、4層構造(骨、石灰化線維軟骨層、非石灰化線維軟骨層、腱または靭帯)になっているとのことでした。整形外科では靭帯再建手術がよく行われますが、この4層構造は再生できないとのことでした。また、足は腱の走行が変わるwrap around構造が多いために腱障害が起こりやすいなど、目からウロコのお話しも随所にありました。さらに、所謂アキレス腱障害には、1.脛骨後部滑液包炎と、2.アキレス腱付着部症の2つの病態があり、それぞれの原因に合わせた治療を行わなければならないとのことでした。この他にも、足底筋膜症、肘のMCLの付着部の解剖についても、詳細な先生の研究結果をお示し頂きました。
 先生のお子様が購入された”iPod”のコード付着部を「腱付着部」と見立てwraparoudの臨床的役割をわかりやすくご説明いただき、「Enthesis」とその臨床「Enthesopathy」に対する先生の並々ならぬ情熱を感じたご講演内容でした。

 ご講演終了後は当会会長から感謝状授与が行われ、すぐに近くの居酒屋に場所を移し、本会の本番?である懇親会が、熊井先生を囲んで行われ、その場でも会員たちからの質問にPCを駆使して丁寧にご説明していただきました。懇親会は今年も場所を移しながら繰り広げれられたようで、熊井先生にはお疲れのところ、深夜遅くまで(明け方まで?)のお付きあい、本当にありがとうございました。
 最後になりましたが、例年のごとくこの会の準備や当日の受付、様々な手配を一手に引き受けて下さっている森島ひろみさんをはじめとし、各病院のスタッフの方々どうもありがとうございました。


症例検討会、特別講演、懇親会の様子

症例検討会の様子


特別講演 熊井司先生1


特別講演 熊井司先生2


懇親会1


懇親会2


 
     
   
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